誰だって言い訳が必要。同志社休学中の僕がスラム生活を経てハーブコーヒー”an excuse”を作る理由。D2Cベースでブランド展開を目論む柳田結人が、そのプランを明かします。

明かされたan excuseのコンセプト

2018年12月、「世界が愛せなかったものを愛す」というコピーとともに、柳田結人(やなぎた・ゆいと)さんのコーヒーブランド開業が公表された。今回は、12日の当社イベントで実際にサンプルを配付し、ファシリテーターとして登壇もする予定の柳田さんにお話を聞いた。

an excuseについて

「an excuseとは、一つの言い訳、口実という意味です」

柳田さんは、思いをつづける。

we nedd an excuse.png

「もともと自分の好きだった人がコーヒー好きだったので、コーヒーを口実にデートに誘いたかった、そういった理由から始まりました。an excuseも『コーヒーを口実に大切な人といれる10分間』を作ります」

an excuse この世界が愛せなかったものを愛す

特製のハーブコーヒーを通じて、この世界が愛せなかったものを愛す―それがan excuseのもたらす特別な時間だ。柳田さんに「ピュアな感情表現」というひらめきを与えたのは、フィリピンのスラム街で過ごした経験だ。コーヒーには、柳田さんがフィリピンのスラム街で生活しながら撮った写真付きのメッセージカードも同封されているので、こちらも楽しみにしたい。

an excuse - photo sample

なぜD2Cで展開するのか

ブランド展開にあたってan excuseが選んだ販売モデルは、 D2C (Direct To Consumer)という手法だ。D2Cとは自社で企画・製造した商品を自社のECサイトで販売するモデルのこと。企画〜小売までを一貫して行うSPAモデルに「オンライン」を加えることで、より今日的にアレンジされた仕組みだ。

pote memo

柳田さんによると、D2Cで展開する理由は次の2つだという。

①オンライン市場に、品質・価格ともに納得できる家庭向けのコーヒーがなかったから

②提供する価値を「コーヒーを口実に大切な人と淹れる10分間」に絞っていて、それを届ける最善の方法がオンラインだと考えたから

オンラインであれば、実店舗へ出かける必要がなく、継続的に買い足すのも簡単だ。ギフトとして相手に気づかれずに買ったり、時間や場所を気にせず買ったりできることもメリットになり得る。ブランドの提供価値から逆算して辿り着いたのが、D2Cだった。

柳田さんは、an excuse設立以前は何をしていたか

この事業を起こす前のことについても訊いてみた。

「社会起業的な領域に興味があり、フィリピンのNPOでインターンしたり、京都の会社で大阪市さんと社会起業アクセラレーターの運営の仕事をしたりしていました」

「大学入学後は地元企業のサポート等の個人事業もしていました。しかし、失敗がほとんどでした」

そう語る柳田さんからは、それらの「失敗」に対するネガティブな評価は感じられない。今回は休学・上京を経て、数多のサンプルの末に満を持してハーブコーヒーを送り出す。

柳田さんのプロフィールはこちら.(Yuito Ynagita I PotePro)

easy&co(柳田さんの事業)は、どのように運営されているのか

easy&coは、現在は柳田さんが1人で運営している。彼ができない部分は、専門性の高い人が個人間契約としてスポットで携わっている。たとえば、焙煎士、デザイナー、生産者の方々などだ。

「PMFするまでは1人で意思決定をしますが、携わってくれる方々は僕のイメージを形にしてくれる優秀な人たちばかりです」

この答えからは、「チーム」とは異なる組織運営の視点が垣間見えた。

柳田さんは、スポットでの仕事として下記のように募集している。2019年1月以降に本格スタートする予定だそうだ。

An Excuseで参画が可能なジョブポジション

▼アートワーク: 動画、写真周り
▼SNS運用 :インスタを軸としたブランディングとコミュニケーション
▼マーケター :チャットECの運用、データ分析

ブランドの今後の展開と、柳田さんの将来の展望

最後に、an excuseのこれからと、柳田さんの野望について訊ねた。

「an excuseとしては、皆が持っているけど、気付けない瞬間や感情を体験に落とし込む事にこだわりたいです 」

「コーヒーに関しては、直近は帰国後の1月中に作りあげ、提供を開始します。7月までには月の購者者500人を目指します。今はフィリピンの農家と提携しフェアトレードを行っていますが、取扱量が少なくインパクトが小さいので、規模の拡大にも注力したいです。次の展開としては、シチュエーションや気分にフィットしたコーヒーを作ります。香りと感情の相関にも目をつけているので、本当の意味で心を揺さぶるコーヒーを作っていきます」

柳田さんのコーヒーへの挑戦に、今後も注視していきたい。

文・TAKUMA ONOTANI(小野谷拓真)/ JAPAN

<お知らせ>

柳田さんは、12月のPotentialistのイベントにもファシリテーターとして登壇します。ディスカッションのリードだけでなく、コーヒーサンプルの試飲も行います。

Q.このときに試飲できるサンプルはどんなコーヒーですか?

柳田さん「ハーブコーヒーというジャンルのものです。他にほとんど誰も作ってないです。ハーブとコーヒーのブレンドです。男性が女性に淹れたくなるシチュエーションを想定して作っています。女性が好きなテイスト、効能にしています。具体的には、リンデン×ハイビスカス×ローズヒップのブレンドで、心理効果やデトックスや美容効果のあるハーブとフィリピンコーヒーのブレンドです。ぜひ、大切な人に淹れてください。」

イベントの詳細はこちら。柳田さんは、D2Cビジネスに取り組む若手起業家として、パネルディスカッションタイムのファシリテーターとして登壇します。サンプルの配付も行います。


柳田さんのnoteはこちら!

 
 

 

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